!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd"> バスにメルヘン:2022年04月29日 

京つう

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2022年04月29日

あやめさん

 こんにちわ

 二日前、雨の中で撮った画像です。
あやめのお花2022-04-27

京都から遠く離れたあみあみが住むどこかの街
でも、早々とあやめのお花が咲くようになりました。
この画像のあやめさんは職場近くで
咲いているあやめさんです。
 あやめのお花って、色々なバリエーションがあって
おもしろいんですよね。
このあやめさんの近くにある市の文化センター敷地に
何本かのあやめがあり、もうすぐ咲くのでせうが
色々な花が咲いておもしろいのです。

早々と咲いたあやめさんでした
  
タグ :お花


Posted by ささみつあみあみ at 16:55Comments(2)植物

2022年04月29日

物語『チムちゃんのあさつゆ』第29話

 こんにちわ。

京つうトップページでの「タグ」のコーナーで
京つうトップページ『チムちゃんのあさつゆ』
『チムちゃんのあさつゆ』の文字が大きくなって
画像の方にまで入り込んでしまっておりまして
失礼しております。すみません。


 今回は、
私が創った物語『チムちゃんのあさつゆ』の第29話目です。


では、本文どす


ささみつあみあみメルヘンシリーズ          ※このお話はフィクションです

             チムちゃんのあさつゆ

          第29話「ねりくんとリーリヤさん(後編)」

 2022年4月23日土曜日。ねりくんの家の近くにある天使の森のレストランにやってきたリーリヤさん、チムちゃん、如月ちゃん。これからこのレストランにあるピアノを使って、ねりくんのピアノコンサートの始まりです。
 天使の森のレストランの息子であるんじゅ君。すてきな女の子が三人も来たのでうれしいです。んじゅ君のお母さんは、このレストランのオーナー。んじゅ君のお母さんは、
「まあ三人ともかわいらしい。今日は初めてだからごちそうしてあげましょうね。好きなメニューを選んで。」と言ってくれました。三人は遠慮しているとんじゅ君は、
「遠慮しないで、このレストランはおふくろが趣味でやってる店だから気にしないで。」と言いました。
「じゃあ、遠慮無く。ドライカレーとイチゴパフェをお願いします。」と言ったのは如月ちゃんです。チムちゃんは遠慮しない如月ちゃんを見て、
「まあ。」と言いました。結局、
如月ちゃんはドライカレーとイチゴパフェ。
チムちゃんはキーマカレーとラズベリーケーキ。
リーリヤさんはナポリタンスパゲティーとプリンアラモード。
をごちそうしてもらうことになりました。
 「ンマーイ!」如月ちゃんはその料理があまりに美味しいので、「ンマーイ!」と恥ずかしげもなく言ってしまいました。つられてチムちゃんも、
「ンマーイ!」リーリヤさんも、
「ンマー!」っと、言ってしまいました。
 ねりくんは、
「じゃあ、リーリヤさん達、ピアノを弾くよ。どんな曲が良い?」と聞きました。リーリヤさんは、
「チャイコフスキーの曲が良いわ。ロシアの偉大なる音楽家なの。」と言いました。ねりくんは、
「じゃあ、チャイコフスキーの代表曲、『白鳥の湖』を。」と言って弾き始めました。
「♪ちゃーちゃらららら~。」と演奏されるねりくんの弾くピアノ。リーリヤさんは、
「す、すてきすぎる。かっこいい……。」と、お顔が真っ赤になって手でパタパタと顔をあおぎました。
 美味しい料理にねりくんのピアノが流れるすてきな空間。他のお客さんも、
「どこの妖精の息子さんかしら?」と言いながらうっとりしています。一番うっとりしているのがリーリヤさん。
「ねりくんすてきすぎる。そりゃ彼女も出来るでせうね。私もすてきな彼氏が欲しいなあ。」リーリヤさんはいじめのことも戦争のことも忘れてそう思いました。しかし心の奥では、
「ここ、日本はこんなにすてきなのにウクライナでは戦争で……。」という気持ちもくすぶっていました。リーリヤさんは平和を愛する妖精さんなのです。
 すてきな時間はあっという間に過ぎ、三人はんじゅ君からエリカというお花の鉢植えをおみやげにもらいました。ドウダンツツジに似たとってもかわいいお花です。そして、ねりくんはリーリヤさんに、
「ロシアの人も大変だろうから、これ、お守りにあげます。髪にでも結んで。」と、大根のお花の柄のきれいなリボンをあげました。ねりくんからはさわやかな春風の香りがします。もらったリボンからも春風の香りがしました。んじゅ君とんじゅ君のお母さんは、リーリヤさんがウクライナの戦争のことで中学校でいじめられていることを知り、リーリヤさんがいじめられないように魔法を、そのリボンにかけてくれました。リーリヤさんは、
「ありがとう……。」と涙を流しました。ねりくんは、
「リーリヤさん、泣かないで。」と、良いにおい(春風の香り)のするハンカチを差し出しました。こういう時のためにねりくんはいつもきれいなハンカチを持っているのです。リーリヤさんはねりくん達の優しさに感激し、もっと泣いてしまいました。
 その後、田上東部中学校に戻ったリーリヤさんは、天使(んじゅ君とんじゅ君のお母さん)の魔法が効いたのか、いじめられることは無かったのでした。そして、リーリヤさんとチムちゃん達の友情はずうっと続くのでした。そしてねりくんの優しさはずうっと変わらないのでした。

第29話終わり       30話に続きます
  


Posted by ささみつあみあみ at 11:51Comments(0)チムちゃんのあさつゆ