2021年09月23日
物語『チムちゃんのあさつゆ』第20話
こんにちわ
私が創った物語『チムちゃんのあさつゆ』の第20話目です。
では、本文どす
ささみつあみあみメルヘンシリーズ ※このお話はフィクションです
チムちゃんのあさつゆ
第20話「はだしの生徒達」
2021年9月25日。今日は土曜日。土曜日でもチムちゃん達は多田梨中学校に遊びに来ています。そこへやってきたのは違う街の中学校に通うねりくんとひなちゃんです。
(チムちゃんのあさつゆ13話https://busamiami.kyo2.jp/e561680.html参照)
ねりくんは森の音楽家の衣装姿↓。

ひなちゃんは黒い浴衣姿です。今年は残暑が厳しく、彼岸過ぎてもまだまだ暑い気候なのです。
さて、ねりくんもチムちゃんも如月ちゃんもはだしです。チムちゃんと如月ちゃんは制服姿ではだしです。ひなちゃんは下駄を履いていますが。
和装のひなちゃんがチムちゃんに聞きました。
「多田梨中じゃあ、みんなはだしなの?」と。チムちゃんは、
「半分くらいの生徒はね。多田梨中じゃあはだしが流行っているんよ。」と言いました。するとねりくんが、
「俺の中学校でもはだしが流行っているよ。俺もずうっとはだしだから、今日ははだしのままここまで来てしまった。」と言いました。かわいい服にはだしの生徒達。見ているととってもかわいいのです。
そんな多田梨中に、大きなデジタルカメラをぶら下げたおじさん達がやってきました。
「ここら辺に中学校があるんだよな。木造校舎の。」
「おっ!あれだ!多田梨中学校。」
「なんてかわいい木造校舎なんだろう。撮影のしがいがあるぞ。」
おじさん達は木造校舎マニアだったのです。建物好きな人が居て、木造校舎そのものが好きな人が居るのです。
「よし!早速この校舎をカメラに収めよう!」
「ちょっと待て、子供達が居る。このまま撮ったら肖像権の侵害になる。」チムちゃん達はそう言っているおじさん達に気付きました。チムちゃんは、
「あれ、皆様、木造校舎ファンの人達ですか?」と、木造校舎マニアのおじさん達に声をかけました。おじさん達は、
「なんで分かった?!」と言いました。如月ちゃんは、
「よく、ウチの学校の校舎を撮りに来る人がいるんですよ。」と言いました。するとねりくんが、
「俺の行ってる中学も木造校舎だけど、校舎を撮る人がいっぱい来るよ。」と言いました。おじさん達は、
「俺達と同じ趣味を持った人が意外に居るんだな。」と苦笑いして言いました。
チムちゃんは、
「写真撮るならお好きに撮って下さい。そういう木造校舎ファンの人がよく来ますので大丈夫です。」と、ふわふわ飛びながら言いました。おじさん達が、
「君、天使なのか?靴も履いてないし。」と、チムちゃんに言うとチムちゃんは、
「私、天使と妖精のハーフなんです。」おじさん達は思わず、
「なんてかわいい!」と、チムちゃんを見て言いました。
そう言われたチムちゃんが砂利の上に降り立つと、
「君、はだしで砂利の上に降りて大丈夫か?!足の裏に穴あいちゃう!他の二人もはだしじゃないか!」おじさん達は言いました。チムちゃんは、
「保育園の頃からはだしで生活してるんで、全然大丈夫なんですよ。石の上でも全然痛くありません。足の皮が厚くなってるんですよね。」と言いました。おじさん達は、
「そのはだしが可愛すぎる!カメラで撮りたいくらいだ!」と目を丸くして言いました。するとチムちゃんと如月ちゃんは、
「撮っても良いですよ。モデルになりませうか。」なんて言う始末です。ひなちゃんは目を丸くしてその様子を見ていました。
さて、1時間後、大好きな木造校舎とチムちゃんと如月ちゃんをいっぱい撮影したおじさん達は、
「今日は良い写真いっぱい撮ったなあ!」と、大喜びです。そして、おじさん達ははだしの生徒達にいっぱいお礼を言って帰りました。ひなちゃんはチムちゃんと如月ちゃんに、
「二人ともいっぱい写真を撮られていたけど大丈夫?インターネット上に流失とかしたらあぶないよ。」と言いましたが、チムちゃんと如月ちゃんは、
「大丈夫大丈夫。あの人達は悪い人じゃないわ。」と言うのでした。
でも、本当にはだしで制服姿の生徒達が居たらかわいいですね。はだしの生徒達のはだし生活は寒くなるまで続きます。
第20話終わり 第21話に続きます
私が創った物語『チムちゃんのあさつゆ』の第20話目です。
では、本文どす
ささみつあみあみメルヘンシリーズ ※このお話はフィクションです
チムちゃんのあさつゆ
第20話「はだしの生徒達」
2021年9月25日。今日は土曜日。土曜日でもチムちゃん達は多田梨中学校に遊びに来ています。そこへやってきたのは違う街の中学校に通うねりくんとひなちゃんです。
(チムちゃんのあさつゆ13話https://busamiami.kyo2.jp/e561680.html参照)
ねりくんは森の音楽家の衣装姿↓。
ひなちゃんは黒い浴衣姿です。今年は残暑が厳しく、彼岸過ぎてもまだまだ暑い気候なのです。
さて、ねりくんもチムちゃんも如月ちゃんもはだしです。チムちゃんと如月ちゃんは制服姿ではだしです。ひなちゃんは下駄を履いていますが。
和装のひなちゃんがチムちゃんに聞きました。
「多田梨中じゃあ、みんなはだしなの?」と。チムちゃんは、
「半分くらいの生徒はね。多田梨中じゃあはだしが流行っているんよ。」と言いました。するとねりくんが、
「俺の中学校でもはだしが流行っているよ。俺もずうっとはだしだから、今日ははだしのままここまで来てしまった。」と言いました。かわいい服にはだしの生徒達。見ているととってもかわいいのです。
そんな多田梨中に、大きなデジタルカメラをぶら下げたおじさん達がやってきました。
「ここら辺に中学校があるんだよな。木造校舎の。」
「おっ!あれだ!多田梨中学校。」
「なんてかわいい木造校舎なんだろう。撮影のしがいがあるぞ。」
おじさん達は木造校舎マニアだったのです。建物好きな人が居て、木造校舎そのものが好きな人が居るのです。
「よし!早速この校舎をカメラに収めよう!」
「ちょっと待て、子供達が居る。このまま撮ったら肖像権の侵害になる。」チムちゃん達はそう言っているおじさん達に気付きました。チムちゃんは、
「あれ、皆様、木造校舎ファンの人達ですか?」と、木造校舎マニアのおじさん達に声をかけました。おじさん達は、
「なんで分かった?!」と言いました。如月ちゃんは、
「よく、ウチの学校の校舎を撮りに来る人がいるんですよ。」と言いました。するとねりくんが、
「俺の行ってる中学も木造校舎だけど、校舎を撮る人がいっぱい来るよ。」と言いました。おじさん達は、
「俺達と同じ趣味を持った人が意外に居るんだな。」と苦笑いして言いました。
チムちゃんは、
「写真撮るならお好きに撮って下さい。そういう木造校舎ファンの人がよく来ますので大丈夫です。」と、ふわふわ飛びながら言いました。おじさん達が、
「君、天使なのか?靴も履いてないし。」と、チムちゃんに言うとチムちゃんは、
「私、天使と妖精のハーフなんです。」おじさん達は思わず、
「なんてかわいい!」と、チムちゃんを見て言いました。
そう言われたチムちゃんが砂利の上に降り立つと、
「君、はだしで砂利の上に降りて大丈夫か?!足の裏に穴あいちゃう!他の二人もはだしじゃないか!」おじさん達は言いました。チムちゃんは、
「保育園の頃からはだしで生活してるんで、全然大丈夫なんですよ。石の上でも全然痛くありません。足の皮が厚くなってるんですよね。」と言いました。おじさん達は、
「そのはだしが可愛すぎる!カメラで撮りたいくらいだ!」と目を丸くして言いました。するとチムちゃんと如月ちゃんは、
「撮っても良いですよ。モデルになりませうか。」なんて言う始末です。ひなちゃんは目を丸くしてその様子を見ていました。
さて、1時間後、大好きな木造校舎とチムちゃんと如月ちゃんをいっぱい撮影したおじさん達は、
「今日は良い写真いっぱい撮ったなあ!」と、大喜びです。そして、おじさん達ははだしの生徒達にいっぱいお礼を言って帰りました。ひなちゃんはチムちゃんと如月ちゃんに、
「二人ともいっぱい写真を撮られていたけど大丈夫?インターネット上に流失とかしたらあぶないよ。」と言いましたが、チムちゃんと如月ちゃんは、
「大丈夫大丈夫。あの人達は悪い人じゃないわ。」と言うのでした。
でも、本当にはだしで制服姿の生徒達が居たらかわいいですね。はだしの生徒達のはだし生活は寒くなるまで続きます。
第20話終わり 第21話に続きます
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Posted by ささみつあみあみ at 15:38│Comments(0)
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